(新卒者の内定を出すことができました)

本日、全ての内定承諾書が届きました。
はじめて取り組んだ高校生の新卒採用ですが、県内の高校生2名に内定を出すことができました。
また、沖縄の大学生が1名内定していますので、来春4月に3名を迎えられる予定です。
社長である私と総務担当である妻の仕事のうち、半分以上の力を採用活動に注いできたため、「嬉しい」、「ホッとした」というのが率直な感想です。
具体的には、学校訪問や説明会への出席に加え、
「自社での会社説明会(生徒個別に2時間)」と「職場体験(生徒個別に、販売部、製造部をそれぞれ1日ずつ合計2日間体験していただく。交通費と昼食代を支給)」に参加していただき、
応募前に、「梅月堂のビジョン、ミッション、クレド(梅月堂の価値観・行動規範)や社風を知っていただくこと」と「業務全般を広く浅く経験していただくことで、入社後をイメージしてもらえるようにすること」を心掛けました。
梅月堂はクレド(梅月堂の価値観・行動規範)をそろえることには厳しいですし、毎朝、クレドにそった社員教育やスピーチの時間があります。これは好き嫌いが分かれます。
また、お菓子業界というと比較的華やかなイメージや楽しそうな印象がありますが、それはお客様に感じていただく部分がほとんどで、お菓子をお届けする側は毎日コツコツとした地道な仕事や努力を繰り返す場面がほとんどです。これも好き嫌いや性格的な向き・不向きが分かれます。
また、弊社では、できる限り製造部と販売部の両方を経験し、会社や商品の理解を深めながら成長していって欲しいという思いがあります。したがって、製造部勤務や販売部勤務を指定して入社することはできません。
そのため、梅月堂のことをよく知った上で就職試験に応募して欲しいと思ったのです。
さて、就職試験ですが「(1)面談、(2)クレペリン検査、(3)適正検査」で一人当たり90~120分ほどで行いました。高校生にしてみれば、緊張の続く少しばかり長い時間だったのではないかと思います。
嬉しかったのは、受験生のほとんどがビジョンやミッションを暗唱して面接に臨み、それに沿った志望動機や自己アピールをして下さったことです。
未だ経験の少ない学生ですし、緊張もしていますので、ほとんどの方はすらすらと話ができる訳ではないのですが、少なくともできる限りの準備をして来てくれたんだなと目を細めてしまう場面が度々ありました。
(ビジョンやミッションがようやく伝わり始めた…という気がして、これは本当にしみじみとした嬉しさがあります)
また、内定者全員が手書きのお礼状を送ってくれたのですが、嬉しさの一方で「いい会社にしていかなくてはな」と身が引き締まる思いでいます。
内定者もそうですが、梅月堂を受験して下さった生徒さん、学校の先生方、保護者の皆様、この度はありがとうございました。
(特に、今回はご縁がなかった生徒さん達にも感謝の気持ちでいっぱいです。きっと社会で活躍されることを確信しています)
なお、3名の方をお迎えする一方で退職者もありますので、梅月堂の社員としては微増です。
(出会いがあれば別れもあり、寂しさもありますが、こればかりは仕方のないことですね)
したがって、大卒・短大卒生については、直に2025年卒生の採用活動の準備がはじまることとなります。
私どものような小さな会社としては、お金も時間もかかりとても大変なのですが、未来においても「梅月堂の和菓子で、頑張るオトナをポジティブにする!」というミッションを果たし続けるためには、採用活動は最重要業務のひとつです。引き続き地道に真摯に取り組んでいきたいと思います。
店主

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